低料金理容(大衆理容)と個人店(町店)
3000円以上する理容室(町店)
町にある個人の理容室(町店)は
一人のお客様に1時間ぐらい時間をかけてカット、
顔そりシャンプーします。
コーヒー出したり、マッサージをしたり、ゆったりできるお店です。
その分料金が大人3500~4500円ぐらいします。
カットもハサミ刈りでゆっくり刈るので
ゆったりできる環境を提供するお店です。
低料金理容室(大衆理容)
低料金理容室は大人1500~1800円とお手頃価格です。
カット、顔そり、シャンプーを必要な事はちゃんとして、
必要でないことをはぶいて料金を下げる。
低料金で技術を提供しているから、
低料金理容店や低料金美容室が
幅広くチェーン展開していっているのでしょう。
低料金理容室のカットは、
刈り上げとスポーツ刈りはECカット(ハンドバリカン)を
使い時間を短縮して回転率を上げている。
刈上げなしの場合はハサミでします。
技術者にもよりますが、
ハサミとECカット(ハンドバリカン)でカットした時の差は、
正直ないです。
簡単に言うと・・・
ガスでお湯を沸かすのか?
IHでお湯を沸かすのか?
どっちをとっても最終的には沸騰するということです。
現に低料金理容店だけではなく、
低料金美容店も凄い売り上げを上げている現実があります。
都心部と地方で町店より低料金が多いのか?
皆さんの環境で解り易くすると、
回転寿司(低料金)に例えると解り易いのです。
地方では回転寿司(低料金)が多くありますが、
手で握るお寿司屋さん(町店)は
都心部や少し栄えている場所にはある印象です。
これはどういうことかといいますと、
田舎の方では人口が少ない分、富裕層の人口も少ないのです。
田舎の人口の割合を考えると、
富裕層が少ない分、一般層が多いと言う事になりますので、
田舎でも回転寿司(低料金)は成り立つのでしょう。
手で握るお寿司屋さん(町店)は厳しい状況になるのではないでしょうか。
今現在、手で握るお寿司屋さん(町店)は
潰れていっていますので、この状況が証拠になります。
回転寿司(低料金)田舎でもやっていけると言う事です。
その反対に都心部ではどうでしょうか。
都心部や少し栄えている場所でも、
回転寿司(低料金)はあります。
これは、都心部や少し栄えている場所は人口も多い分、
富裕層も多いのです。
なので、手で握るお寿司屋さん(町店)も
やっていけるのです。
都心部での、回転寿司(低料金)はどうでしょうか。
確かに都心部では人口が多い分、一般層もその分多いのです。
なので、都心部では手で握るお寿司屋さん(町店)と
回転寿司(低料金)の両方が通用すると言う事です。
もちろん、景気が良ければ富裕層が多くなり、
景気が悪ければ一般層が多くなると言う事ですので、
少なかれ景気の影響もあるでしょう。
消費税が上がると、
その分低価格の物が良く売れるのではないでしょうか。
現に毎年マグロの初売りで
手で握るお寿司屋さん(町店)の社長ではなく、
回転寿司(低料金)の社長が
大金を出して購入できる力があるという証拠にもなります。
低料金店の質を向上した理由
今は違いますが、
昔は乾いたネタを回転寿司(低料金)は
回していた時代があります。
ですが、
今は新しい瑞々しい(みずみずしい)ネタを
気持ち良く提供してくれます。
これはなぜかと言うと、
回転寿司(低料金)のライバル店が沢山参入してきたのです。
ライバル店が多い中、
価格競争は元々底をついていますので、
質の向上に力を入れたわけであります。
他店より、
何かの差をつけて差別化をしないと、
売り上げが確保できないからです。
低料金理容はどうでしょう?
昔は、職人さんがタバコを加えながら
散髪をしていた時代があります。
ですが、
ライバル店が出てきて、
最初は加えタバコや置きタバコを辞めて
マナーを強化しましたが、
ライバル店も同じように、マナーを強化してきました。
価格は元々底をついていますので、
質の向上に力を入れたわけです。
今では町店と低料金理容のカットの仕上がりの差は
素人の目には解らない位までになったと言う事です。
一つ付け加えておきますが、
町店でも低料金理容でも上手な人は上手で下手な人は下手ですので、
そこは人次第と言う事です。