セニングシザー(梳き鋏)オススメは!?
セニングシザー(梳き鋏)オススメは!?
皆さんこんにちは。
今回は、「セニングシザー(梳き鋏)オススメは!?」
と言う事で質問頂きましたので
お答えしていきたいと思います。
質問の内容はこちら
「メンズの刈り上げ毛量減らすのは、
30目と40目ありますが、どちらがお勧めでしょうか?
もちろんスキ率もあると思いますが・・・」
セニングシザー(梳き鋏)とは・・・
セニング(梳き鋏)とは髪の量を減らしてボリュームを調整したり、
切れ目を柔らかく自然になじませるように
質感調整ができるカットテクニックなのです。
一般の方からすると毛を減らす物としか
解って頂いてないかもしれませんが・・・
単純に梳いて毛は減りません(笑)
本来は髪の毛のボリュームを調整したり、
接合部分をなじませたりと質感を調整するものなのです。
刈り上げのセニング(梳き鋏)のオススメ
質問の中にもありましたが、
毛量減らすというのは二通りの回答があるわけなのです。
例えば、刈り上げの毛量減らすと言う質問には、
美容師の方と理容師の方で考え方が異なります。
美容師の方の場合は、
刈り上げをする時に最初からセニング(梳き鋏)を
入れていく方もいます。
刈上げの形を作る時のセニング(梳き鋏)のオススメは、
少し考え方が異なりますので説明していきたいと思います・・・
美容師さんの場合は、
刈り上げをする時に理容師さんだったら鋏(ハサミ)で
刈り上げていくのですが、
美容師さんは鋏(ハサミ)で刈り上げるのが
不慣れな方もいるわけですので、
最初に粗め(あらめ)のセニング(梳き鋏)で梳いていき
刈り上げのラインを徐々に作っていく方もいます。
セニング(梳き鋏)刈り上げをする美容師さんのオススメは・・・
26目前後くらいのセニング(梳き鋏)で
ガッツリ梳きの効くセニング(梳き鋏)が良いと思います。
理由としては・・・
早いからというのが私個人的な理由です(笑)
簡単に説明しますと・・・
梳きの効かないセニング(梳き鋏)だと時間がかかると思いますので、
梳きの効くセニング(梳き鋏)の方が早く出来ると言うのが
一番の理由になります。
理容師さんの場合は、
刈り上げてからの接合部分を質感調整する時の
セニング(梳き鋏)のオススメは・・・
理容師の方は鋏(ハサミ)で捌き(さばき)という事しますので、
刈り上げて接合部分をセニング(梳き鋏)を入れる前から
大体軽めにカットされているのでセニング(梳き鋏)は
そんなにガッツリ梳きが効かなくても
大丈夫なのであります。
刈り上げの接合部分をセニング(梳き鋏)する理容師さんのオススメは・・・
30目くらいのセニング(梳き鋏)で、
あまり梳きの効かないセニング(梳き鋏)が良いと思います。
理由としては・・・
失敗したくないので(笑)
鋏(ハサミ)でほとんど重みは取りますので、
ガッツリ梳きが効いても困ります(笑)
梳きの効かない分、
失敗の確率は低くなりますし
細かいお仕事が出来るのです。
例えば、梳きの効きが良いと
梳いたラインが入る可能性が出てきますし、
アレンジ系のスタイルを組む時に
穴をあけてしまう可能性も出てあります。
(詳しい動画はこちら)
👇👇👇👇👇
参考になれば幸いです。
今後とも宜しくお願い致します<m(__)m>