ECカットの真実

ハサミ刈りからECカット

 

 
 

 
皆さんこんにちは、
 
今回はECカットについて考えていきましょう。
 
昔はハサミで刈り上げたりしていました。
 
それが普通だったのです。
 
ですが、
 
低料金理容(大衆理容)が出てきた頃から
ECカットが出てきました。
 
最初は電バリ(電動バリカン)でECカットをしていました。
 
低料金の理容室を考えた時に、
スピーディーに出来ないのか?
 
迷って思いついたのが、
ハサミの代わりにバリカンでカット出来れば、
ハサミ刈りより早くスピーディーにカットが出来る。
 
と考えたのでしょう。
 
これが低料金理容(大衆理容)が生まれたのです。
 
町店はハサミ刈りで低料金理容(大衆理容)はECカットと、
いつの間にか線引きが出来てしまったのでしょう。
 
町店はハサミ刈りでゆっくり施術を行うので料金が高く、
低料金理容(大衆理容)はECカットで早く施術を行うので
安くという感じになってます。
 
詳しい記事はこちら
👇👇👇👇👇
低料金理容(大衆理容)と個人店(町店)

 

 
 
 
ECカットと低料金理容

 

 
 
グラデーション
 
低料金理容(大衆理容)はスピーディーにするために、
取り入れたECカットだったのだ。
 
だが、いつの頃か自然とスピードだけではなく、
ECカットで質の向上にも視野に入れてきた。
 
ECカットで綺麗にカット出来ないかを考え出したのである。
 
町店はハサミ刈りで綺麗にカットするので、
低料金理容(大衆理容)はECカットで綺麗にカットする事で
町店とのカットの質の差を感じられないようにしようと目標にしたのだ。
 
低価格でカットの質の向上も考えて行ってきた結果が現在である。
 
地方では低料金理容(大衆理容)にお客様を取られ町店が閉めたり、
後継者がいなくて閉めたりと、町店が弱体化していってます。
 
(地方でも余裕のある町店もあります)
(あくまで編集部の周りの環境での事です)

 

 
 
 
町店から見てのECカット

 

 
 
低料金理容 大衆理容
 
町店からしたらECカットをすること自体が、
手抜きという目線にあるのではないのでしょうか。
 
料金も低料金理容(大衆理容)に比べて高いので、
ECカットをしないでハサミ刈りで付加価値をつけないと
町店料金を取れないと感じているのでしょう。
 
ですが、
 
今現在は地方の町店は特色のないお店は閉めていっている中で、
特色のある町店は一部残っている状態であります。
 
低料金理容(大衆理容)にお客様を取られているのも事実であり、
高齢化社会で年配のシェアを低料金理容(大衆理容)に取られるのは、
かなり厳しいです。
 
町店と低料金理容(大衆理容)は
圧倒的に低料金理容(大衆理容)が
多い世の中になってしまったわけであります。
 
その中で今後の町店の動きがどう動くかで行く末が変わっていくのでしょう。

 

 
 
 
ECカットは手抜きなの?

 

 
 
グラデーション 色彩
 
人によるのではないでしょうか。
 
ECカットでも綺麗にカットする方もいれば、
下手な方もいるのは事実です。
 
ですが、町店でも上手な方もいれば
下手な方もいてるのも事実です。
 
じゃあ、何が違うのだ!?
 
こんな時は京さんに聞いてみようと思い会いに行きました。
 
 
 
 
妃京 妃 京 
 
京さんとの会話
 
 
京さん「あれ?どうしたの?」
 
編集部「実はECカットは手抜きなのか?どうなのかを調べてまして・・・」
 
京さん「あ~なるほどね(笑)」
 
編集部「京さん解りますか?」
 
京さん「今回は賛否両論があると思うよ」
 
京さんに編集部が教えてもらった。
 
まず、世の中に低料金理容(大衆理容)がなかったとして、
ECカットが生まれたとしたらと言う事を考えないといけない。
 
なぜかと言うと、
町店や低料金理容(大衆理容)という表面的な印象で
物事を判断しなくなるからなのだ。
 
こう考えると、
町店もECカットをしていたのではないだろうか?
 
これは、手バリ(手動のバリカン)から
電バリ(電動バリカン)への進化と同じなのではないだろうか。
 
町店でも電バリ(電動バリカン)は使うし、
低料金理容(大衆理容)でも電バリ(電動バリカン)を使う。
 
なぜ、手バリ(手動のバリカン)から
電バリ(電動バリカン)になった時には
進化だと思って、ハサミ刈りからECカットは
進化と思わないというのは矛盾している。
 
矛盾が出てきた理由は、
ECカットを低料金理容(大衆理容)が取り入れた時に、
町店の方々が手抜きという印象にしてしまったのだ。
 
この世の中に低料金理容(大衆理容)がなければ、
町店でもECカットをしていた未来があったのかもしれない。
 
低料金理容(大衆理容)がECカットを取り入れた現実がある。
 
京さんが言うには、
低料金理容(大衆理容)では
3分~10分前後でカットが終わる。
 
町店では30分~45分前後でカットが終わる。
 
ECカットをしての10分と
ハサミ刈りでの30分はカットの仕上がりの差は極端にはない。
 
ただ、京さんのこの言葉に驚いた!?
 
町店でハサミ刈りでカットしてくれるから、
低料金理容(大衆理容)はECカットを使って
カットの質を近づける事が出来るのです。
 
ECカットで10分の仕上がりと、
ECカットで30分の仕上がりだと、
遥かに30分かける方が綺麗に仕上がるのは確実です。
 
町店がECカットで時間をかけられると、
低料金理容(大衆理容)は仕上がりの差が
確実に広がりますので低料金理容(大衆理容)は
苦しくなるでしょう。
 
ですが、職人のプライドや固定概念や固着概念が
気持ちの邪魔をします、
この殻をブチ破る考えを
もった町店が出てこない限り、
特色のない町店は潰れて行くでしょう。
 
逆を言えば、
ECカットをやりだした町店が出てきたら、
低料金理容(大衆理容)の危機につながると言えるでしょう。
 
編集部も今回はかなり勉強になった。
 
今までは
 安いお店だからECカット
と思っていた。
 
手バリ(手動のバリカン)から電バリ(電動バリカン)へ進化し、
ハサミ刈りからECカットへ進化する。
 
これは単に進化の過程でしかないと編集部は気付かされた。
 
それにしても、京さんは謎だ。
 
聞いた所を論理思考的に答えてくれる。
 
この人はこの人で若い時に
苦労してきているのであろうと編集部は思った。
 
それではまたm(__)m